2003年1月8日(水) あけました |
はいこんにちは。えっともうずいぶん前になってしまったんですけど、正月は里帰りしてました。そんで3日には福岡へ帰る予定だったんですが、年末から妙な頭痛に襲われていてですね、3日も辛かったので(だから風呂に入ってなかったんです。普段は毎日お風呂でピカピカ清潔にしてますヨ)4日の昼くらいに佐世保を出発したんです。余談ですが、佐世保は長崎県だと思ってる人が多いですが、アメリカです。日本一長いアーケードは残念ながらアメリカにあるんです。至る所に地雷が埋めてありますので、遊びに行かれる方は注意。そしてハウステンボスはオランダです。ええ、どうでもいいですか。 とにかく、佐世保を出発するくらいには、もう雪が舞っていたので、チェーン持ってないし、車じゃちょっとヤバイかな。と思いつつ、置いて帰る訳にもいかず、仕事もあるし、とにかく早く着けばいいだろう、しかも降ってるの佐世保だけかも。という安易な考えで、高速に乗ったんです。知ってる人は解ると思いますけど、普通佐世保から福岡へ行く時は、高速には乗りません。201号線を通って行った方が、お金はかからないし、太宰府から遠回りすることを考えると、距離的にも近いし、早く着くんです。しかし、201号線は高所を通るバイパスや海沿いの道と、凍結しそうなルートもあったので、ある程度賢明な私は、高速が凍る前に一気に走り抜ける方を選んだんです。 ところがですね、それほど雪も降ってないのに、「この先雪の為通行止め。途中で高速を降りよ。」との表示が。中には無視して走り続ける車の多い中、正直に、降り口の車の列に並んだんですが、この時降りなければ多分何事も無かったと思うんです。しかし、一度も降りたことのないICで、降りてしまったときから悪夢のドライブが始まったのです。 つづく。
つづき。 ほんで、多分こっちに行けば帰れるんよね?という道をどんどんすすむと、道にどんどん雪がちらほら積もっているうえに、どうも上り坂です。雪はどんどん深くなって、もうダメかな?引き返そうかな?とは何度も思ったんですけど、さすが雪のモンテカルロラリーを征したミニは、なかなか根を上げません。そのうちどんどん、気分まで雪のモンテカルロラリーになってしまった私の前に、ついに勾配30度くらいの上り坂が…。 ゆっくりと登りはじめた私は、ずるずる滑るノーマルタイヤのミニを巧みに操り、ステキに時速1キロくらいで無事にゆっくりスピンして、路肩に駐車してJAFに電話することになりました。確かミニは、モンテカルロで優勝した時、ちゃんとチェーン履いてましたね。しかし、クソJAFの役立たずは、まったく来てくれる気が無いようです。雪道では対応できかねます。だって。バカ。役立たず。解約。ま、それはそうとして、運良く通りかかったステキに好青年なおじさんにですね、逆牽引?て感じで、上から引っ張ってもらいつつ、ゆっくりと坂道を下る方法で、来た道を戻ってですね、(ありがとうございます☆)やっと一般道に出た時は、もうその他高速を下ろされた各県の車がモノスゴイ数福岡を目指している所でしたよ。あーもう、書きたくない。 つまり、ゆっくり山へ登って下りてきている間に、福岡から佐賀までびっしり車がつまっていたんです。これでどっちへ行けば福岡に帰れるかわかりました。ヤッター!バカ! 佐賀から筑紫野市まではトバします。つまんないから。ずっと生まれて初めてのノロノロ渋滞でした。そんで、やっと、渋滞が終わったんです。ステキ。あら、みなさんハザードつけて道を空けてくれてるの?わーい。やったー。て思ったら、凍り付いた上り坂の橋を登れない車が、諦めてそこで一夜を明かす列でしたよ。もちろん、私もそこに加わることになりました。くそう。そんで、道端ってのも危ないから、橋の下まで降りようと思って、先ほど山から下りた経験で凍り付いた下り坂を時速1キロで降りてたら、「おいキミどきたまえ、僕はスノータイヤを履いているんダ」てな感じで、後ろから車が追い越そうとしています。「あら、失礼、どうぞお先に」て感じで道を譲ったら、その車、バカ、そいつもノーマルタイヤでしたよ!くるくると、右後ろ方面でダンスをはじめたじゃないですか。バカ!ほんと、隙間数センチの間一髪で、時速3キロくらいにスピードを上げてやり過ごすことができましたけど、その車はフロントからぐしゃりと行った後スピンして、さも当然という立ち振る舞いでそのままバックで降りて来ます。颯爽と車を目的の橋の下に止めた私が、「だいじょうぶですか?」と声をかけに行くと、「ええ、最初からスピードを出して、壁にぶつけてターンした後バックで降りたら安全だと思ったんです」て感じで、「だいじょうぶです」とのお答え。バカタレ。危ないじゃん。 ま、そんな感じで、橋の下で眠れずも一泊して、奇遇にも近くにあったタイヤ・車のパーツのお店「ニッカ」で朝9時からチェーンを買い求める大勢の難民の仲間入りして、平常価格4千9百円のチェーンを1万2千円出して買って付けて帰りました。 はー、もうチェーン付けた後の早かったこと早かったこと。
ビビエスでも書きましたけど、帰るのに結局18時間かかりました。
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