2007年9月14日(金) Finderのフォント |
以前から頭を悩ませていた問題を解決したので、ご報告します。
いつからか、OS-X(10.4.10)上で、メニューバーのフォントが標準の物ではなくなっている…ということがありました。具体的には、通常「平成ゴシック」(多分)で表示されているはずの部分が、すべて「ヒラギノゴシック」に変わっています。
試しに別のユーザーでログインしてみると異常ないので、ユーザーを作り直せば治ると思うのですが、メインで使っているユーザーの環境を移行したり、メールなどを設定しなおしたりする手間を考えると、文字化けして読めない訳ではないので、フォントが変わるくらいは我慢していたのです。
しかし昨日、よく見てみると、時計や、入力メニューのサブメニューだけ「ヒラギノ明朝」になっていますよ?
…なんだそれ。
全部が全部、違うフォントに変わってしまうのならなんとなく理解も、我慢もできるのですが、こちらはゴシック、あちらは明朝、では、気持ち悪くてたまりません。何のために画面の見た目が良いMacを使っているのやら… これはアイデンティティーに関わる問題です(大袈裟)。
そこでネットやらなにやら相当調べてみたのですが、解決策は見つからず、半ば諦めかけていた時、ちょっとしたひらめきで問題を解決することができしました。
OS-Xでは、FontBookという標準搭載のアプリケーションによってフォントを一元管理できます。多くのフォントをインストールしている場合、フォントの選択メニューが長大になりすぎて、選ぶのも大変ですので、フォントを個別に(もしくはグループで)使用停止したり、使用可能にしたりということが出来るのですが…
なんと、いつかはわかりませんが、僕自身が、以前どうも「平成ゴシック」を使用停止にしていたのを発見したのです。「平成ゴシック」とか、まあ、仕事では普通使いませんから、当時の僕の気持ちもわかります。
…しかし、いくら一元管理とはいえ、Finderにて使用中のフォントを、乱暴にも使用停止に出来てしまう、そして、コンピューター自身の自己矛盾の結果として、ユーザーに何の確認も無く勝手に適当なフォントで代用してしまう… そんな人間味あふれるMac OSに、改めてびっくりしました。
「平成ゴシック」の使用停止を解いた瞬間、再起動の必要さえなく、瞬時に問題は解決されましたよ。
長文な割に大抵の人にとって全然有意義でない情報でしたね。ワハハ。
PS:再現性を確認しようと思って、別ユーザーで同じ事をしてみても、再現できませんでした。しかし、現在使用中の、問題の起きたユーザーでは何度でも再現できます。なんでだ?? |
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